市川社会保険労務士・FP事務所

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副業・ダブルワーカー・週末起業の労働・社会保険・税金Q&A


Q 003  昼は正社員で健康保険・厚生年金に加入しています。政府管掌健康保険で給与明細から推測すると標準報酬月額は24万です。一方で、平日の夜と土日にアルバイト(週5〜6)をしているのですが、時間が社員より短いとはいえ、残業も含めると週に35時間は超え、収入も交通費込みで15万円を超えます。年末年始や祝日の多いGW期間中や夏休みなどはもっと多くの給料をもらうこともあります。アルバイトのほうでは社会保険は加入していませんが、本当はもっと社会保険料を払わなければいけないのでしょうか? アルバイトをしていることは、昼の会社には秘密にしております。 
 
 健康保険法上は、2以上の事業所から給与(報酬)を受けている場合、各事
業所で受けた給与(報酬)の合算額に基づいてひとつの標準報酬月額が決めら
れます。それぞれの会社の社会保険に別々に加入するということはありません。
保険料はそれぞれの事業所での報酬月額に応じて按分されます。保険者が国
と健康保険組合に分かれている場合や、各事業所の管轄社会保険事務所が異
なる場合などは、「保険者選択届」を提出し、任意に一つの保険者を決めること
になっており、保険料徴収や保険給付は、それぞれの会社を通して行われます。
 パート・アルバイトが被保険者になるかどうかについては、就労者の労働日数、
労働時間、就労形態、業務内容等を総合的に勘案して判断され、具体的には、
1日または1週の所定労働時間および1月の所定労働日数が当該事業所におい
て、同種の業務に従事する通常の就労者の所定労働時間および所定労働日数
のおおむね4分の3以上である就労者については、被保険者になります。ただし
これは目安であり、4分の3以上という線引きが機械的に運用されているわけで
はなく、個々の事例にもよります。
 冒頭に「健康保険法上は」としたのは、現実にはパート・アルバイトの社会保
険未加入が多いばかりでなく、2社以上の事業所から給与(報酬)を受けてい
る方の取り扱いも実際には本業の会社のみで社会保険加入という例が多いか
らです。アルバイトをしていることは本業の会社には秘密にしている(実際にもそ
ういう方がほとんど)わけですから、標準報酬を合算するということは、本業の
会社にアルバイトをしていることがわかってしまうということになります。そのうえ
で、さらに深く内容を確認したいということであれば、自己責任で社会保険事務
所に確認してください。


                                 (回答:2005.10.1)


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