市川社会保険労務士・FP事務所

トータルライフ&人事労務コンサルティング
トップページ 業務内容 プロフィール トピックス お知らせ 個人情報 リンク




派遣労働Q&A



Q 029  労働者を海外に派遣させる場合に注意しないといけないことはどのようなことですか? 
 
 労働者を海外に派遣することについては派遣法上でも認められていますが、海外では日本の派遣法は適用されません。このため、派遣法上の内容を実質的に担保させるために、派遣元は労働者派遣契約の締結に際しては、派遣法上派遣先が負うべき義務に則した派遣先が講ずべき措置等を定め、それを記載した書面を派遣先に交付しなければなりません。
 海外派遣を予定する場合の許可条件については、「海外派遣に際し派遣労働者に対してガイダンスを実施すること、海外の事業所との連絡体制が整備されていること等派遣労働者の海外における適正な就業のための体制が整備されていること」とされています。また、海外派遣が予定される場合には事前届出が義務付けられています。


 海外へ労働者を派遣する場合については、労災保険についても考慮が必要です。日本の労災保険は海外では適用されず、海外派遣者の特別加入が認められています。海外派遣者が特別加入するには、次の要件を満たしていることが必要です。


 @国内の派遣元事業について、継続事業として労災保険に係る労働保険の保
  険関係が成立していること (事業の種類は問われませんが、有期事業の場合
  は特別加入が認められません)
 A国内の派遣元事業が、所轄労働基準監督署長を経由して所轄都道府県労働
  基準局長あてに「特別加入申請書(海外派遣者)」を提出して、その承認を受け
  ていること


 「海外に派遣される労働者」は、新たに派遣される労働者に限らず、既に海外の事業に派遣されている労働者についても、特別加入をすることができます。また、海外派遣者の特別加入は、海外派遣者のすべての労働者を包括して加入する必要はありません。
 海外派遣者の給付基礎日額は、3,500円から20,000円となっています。
海外出張は「海外への派遣」にあたりませんので、本来の労災保険が適用になります。
 

戻る


© 2005 市川社会保険労務士FP事務所 All Rights reserved.