市川社会保険労務士・FP事務所

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Q 001  私は専業主婦で、サラリーマンの妻です。「妻が年上の場合は年金が損」とよく耳にします。これはどういうことなのでしょうか? ちなみに主人より2歳年上です。
  
 「妻が年上の場合は年金が損」というのは、その言葉だけをみると、加給年金のことを言っているものと思われます。これは一般的に、妻が年上の場合、夫の老齢厚生年金につく加給年金の期間が短く、あるいは加算されないことをその話し手の方は言いたかったのだと思います。
 加給年金とは、老齢厚生年金(特別支給の老齢厚生年金)を受けられるようになったときに、次の要件に該当した場合に、金額が加算されるものです。


  @厚生年金保険の被保険者期間が240月(中高齢の資格期間短縮の特例15
   〜19年に該当する者は、その月以上)
  A受給権者がその権利を取得した当時、その者によって生計を維持していた次
   の者がいること
    ・65歳未満の配偶者
    ・18歳未満の子(18歳に達した日以後の最初の3月31日までを含む)
    ・20歳未満で障害等級1級または2級の障害の状態にある子
  B受給権者がその権利を取得した当時胎児であった子が出生したとき


 ただし、特別支給の老齢厚生年金で、定額部分の支給開始が引き上げられたことにより、報酬比例部分のみの期間は加給年金の支給はありませんので注意してください。


 夫が老齢厚生年金(特別支給の老齢厚生年金の定額部分)の受給権を得たときに、65歳未満の妻がいるときに加給年金がつくわけですから、妻が年下であれば(年齢差があるほど)、加給年金はつきますし妻が年上の場合には、加給年金の期間が短い、あるいは全くつかないということになります。
(もちろん男女が逆でも要件を満たしていれば加給年金はつきます)


  ●加給年金には、特別加算があります。昭和9年4月2日以後に生まれた受給
   権者には、配偶者の加給年金額に、さらに特別加算が加わります。
  ●配偶者に係る加給年金には、支給停止事由があります。
  ●夫の老齢厚生年金に加算されていた妻の加給年金額は、妻が65歳に達する
   と打ち切られ、妻自身の振替加算として加算されます。振替加算の金額は、

   妻の生年月日によって異なり、昭和41年4月2日以降生まれの方には加算が
   ありません。


                                 (回答:2005.10.2)


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