市川社会保険労務士・FP事務所

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Q 021  平成17年4月から在職老齢年金のしくみが変わったそうですが、どのように変わりましたか? 

 
 60歳台前半の特別支給の老齢厚生年金について、平成17年4月から(H.16年法改正により)60歳代前半の高齢者の就労を阻害しない、働くことに中立的な制度とするため、65歳未満で老齢厚生年金を受けながら適用事業所に勤務する被保険者は、給与の額にかかわらず、一律2割の支給停止は行われなくなりました


 <改正前の支給停止額>

●基本月額(年金月額の80%)+総報酬月額相当額≦28万円の場合  …  年金月額の20%
●基本月額(年金月額の80%)+総報酬月額相当額>28万円の場合  …  年金月額の20%+
 下表の支給停止額

 基本月額   総報酬月額相当額   支給停止額 
28万円以下 48万円以下 (基本月額+総報酬月額相当額―28万円)×1/2
48万円超  (48万円+基本月額―28万円)×1/2+(総報酬月額相当額―48万円) 
28万円超 48万円以下 総報酬月額相当額×1/2
48万円超 48万円×1/2+(総報酬月額相当額―48万円)



 <改正後の支給停止額>

 一律2割の支給停止がなくなりました。 (基本月額=年金月額)

 基本月額   総報酬月額相当額   支給停止額 
28万円以下 48万円以下 (基本月額+総報酬月額相当額―28万円)×1/2
48万円超  (48万円+基本月額―28万円)×1/2+(総報酬月額相当額―48万円) 
28万円超 48万円以下 総報酬月額相当額×1/2
48万円超 48万円×1/2+(総報酬月額相当額―48万円)


※ ただし、この28万円と48万円という額は平成16年度の額であり、毎年度見直
  しされます。ここでいう28万円を「支給停止調整開始額」、48万円を「支給停止
  調整変更額」といいます。


(用語についてはまぎらわしいので、覚えなくてもいいと思います。毎年度見直しされるいうことを頭に入れておきましょう)

※ 総報酬月額相当額=標準報酬月額+(直近の1年間の標準賞与額の合計額
  ÷12)


※ 加給年金は、在職老齢年金の計算からは除外されます。


                                   (回答:2005.10.9)

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