市川社会保険労務士・FP事務所

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Q 046   私は大学に在学中、学生納付特例を利用していましたが、卒業後も国民年金の保険料を払うのは難しい状況です。「若年者納付猶予制度」というものがあるそうですが、どのような制度ですか? 


 「若年者納付猶予制度」は、20歳代の方に限って利用できる制度で、将来無年金や低年金にならないよう一定の要件のもとに保険料の納付が猶予される制度です。就職等が困難で、所得が少なく、これから先の保険料の納付が困難な場合に市区町村の国民年金窓口に申請し、社会保険事務所で前年の所得等を審査して承認を受けると、その期間の保険料の納付が猶予されます。


 ●納付猶予の対象となる所得(収入)のめやす

 夫または妻のどちらかに所得がある世帯の場合    所得額(給与収入) 
        4人世帯(夫婦、子供2人)   162万円(258万円)
        2人世帯(夫婦のみ)    92万円(157万円)
        単身世帯    57万円(122万円)


 納付が猶予されると、次のようになります。
  1.納付猶予期間は老齢基礎年金の額の計算には反映されません。
  2.納付猶予期間は老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金を受けるた
    めに必要な受給資格期間に算入されます。
  3.納付猶予期間中に疾病や事故などで1級または2級の障害の状態になった
    時には障害基礎年金を受給できます。(保険料の未納が一定期間ないこと
    が必要)
  4.納付猶予期間の保険料は10年以内であれば追納することができます。


 ●申請の手続きに必要なもの
  1.年金手帳 
  2.印鑑(本人が署名する場合は不要)
  3.失業の場合は雇用保険受給資格者証の写しまたは離職票の写し


 納付猶予の申請は毎年必要です。また、審査の結果は申請後、約3ヵ月後に社会保険事務所から通知されます。


                                    (回答:2005.10.25)

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