市川社会保険労務士・FP事務所

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Q 056   私の夫はサラリーマンです。夫との間に5歳の子供がいますが、正式には籍を入れていない内縁関係になります。夫にもしもの事があった場合、遺族厚生年金はもらえるのでしょうか?       
 
 遺族厚生年金
は被保険者(被保険者であった者も含む)が死亡した当時、その者によって生計を維持されていた遺族に支給されます。未入籍で内縁関係であっても、遺族厚生年金をもらうことは可能ですが、内縁の妻とは別に本妻がいるような場合には、遺族厚生年金がもらえない可能性が強くなります。(もらえないと断定するわけではなく、生計維持の状況にもよります)
 「生計を維持されていた」というのは、具体的には、死亡した人と一緒に暮らしていた人、または死亡した人から生活費を仕送りされていた人等のことをいいます。
 遺族の範囲は、死亡した人と次のような関係にある人です。


    @配偶者(内縁関係にあった人も含む)
    A子
    B父母
    C孫
    D祖父母


 妻の場合は年齢に関係なく支給されますが 夫、父母、祖父母の場合は死亡した時に55歳以上であること(支給開始は60歳から)、子、孫の場合(婚姻していない者に限る)は18歳に達した日以後の最初の3月31日までにあるか、20歳未満で、障害等級1級または2級の障害の状態にあることが条件です。


 遺族基礎年金を受けるためには、2人の間の子供が亡くなった夫の子であることが認められている必要があり(認知、養子縁組)、かつ子供が婚姻しておらず、18歳に達した日以後の最初の3月31日までにあるか、20歳未満で、障害等級1級または2級の障害の状態にあることが条件です。しかし、子供が夫に認知されていないと遺族基礎年金はもらえず、妻が死亡一時金をもらうのみになってしまいます。


※死亡当時に生計を同じくしていた遺族であっても、恒常的な年収が将来にわたって850万円以上ある者については生計維持関係が認められず、遺族年金は支給されません。また、裁定請求時に年収が850万円以上であっても、おおむね5年以内に850万円未満となると認められる場合には、遺族年金の対象者となります。


                                 (回答:2005.12.5)

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