市川社会保険労務士・FP事務所

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Q 057  私の夫は現在52歳です。大学卒業後ずっと食品会社でサラリーマンをしていましたが、数ヵ月前にリストラで退職し、現在失業中です。厚生年金の被保険者でない失業中に夫が亡くなった場合、遺族厚生年金を受けることはできるのでしょうか?       
 
 現在失業中であっても、老齢基礎年金の受給資格を満たしていれば、遺族厚生年金は受給できます。
 遺族厚生年金が支給要件は下記の通りです。


 @被保険者が死亡したとき(失踪の宣告を受けた被保険者であった者で、行方不明となった当時被保険者であった者を含む)
 A被保険者であった者が、被保険者資格喪失後に、被保険者であった間に初診日がある傷病により当該初診日から起算して5年を経過する前に死亡したとき
 B障害等級の1級または2級の障害の状態にある障害厚生年金の受給権者が死亡したとき
 C老齢厚生年金の受給権者または老齢厚生年金の受給資格期間を満たしている者が死亡したとき


         (上記@、Aの場合は別途保険料納付要件が必要)

 
 大学卒業後、30年近くサラリーマンをされていたのですから、受給資格は満たしているものと思われますのでCに該当し、遺族厚生年金は受給できます。

 また、子供(18歳に達する日以後の最初の3月31日までの子、または20歳未満で障害等級1級、2級の子)がいる場合には遺族厚生年金と併せて遺族基礎年金も受けられます。
 子供がいない場合(子供が18歳に到達の年度末を過ぎている場合も含む)、夫の死亡時に妻が35歳以上であれば、40歳から65歳まで遺族厚生年金に中高齢寡婦加算が加算されます。
 また、もしも受給資格期間を満たしておらず、遺族厚生年金や遺族基礎年金を受けることができない場合には、国民年金の第1号被保険者として3年以上保険料を納付していれば、納付期間に応じて死亡一時金が受けられます。

 なお、遺族基礎年金は子供が18歳に達する日以後の最初の3月31日までしか受けられないため国民年金に加入していないと妻の老後の年金が少なくなったり、障害になった場合に年金が受けられない場合があります。遺族年金を受給する場合でも、60歳未満の場合は、必ず国民年金に加入して下さい。
 

                                (回答:2005.12.5)


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