市川社会保険労務士・FP事務所

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Q 071  私の父は現在、障害年金を受給していますが、65歳になった時には老齢厚生年金も一緒に受給することができますか?
 
 年金の支給事由には「老齢(退職)」「障害」「死亡(遺族)」がありますが、現行の制度(平成18年3月31日まで)は一人一年金の原則により、1階部分の基礎年金と2階部分の厚生年金は、基本的に同一支給事由のものが併給できる仕組みになっています。(「老齢基礎年金+遺族厚生年金」は受給可) そのため、「障害基礎年金+老齢厚生年金」や「障害基礎年金+遺族厚生年金」といった組み合わせは併給できなかったのですが、平成18年4月1日より、法改正により「障害基礎年金+老齢厚生年金」や「障害基礎年金+遺族厚生年金」といった組み合わせの併給ができるようになりました。
 これまでは、障害基礎年金の受給権者が、障害を持ちながら就労して保険料を納付したことが年金給付に反映されにくかったのですが、障害を持ちながら働いたことが評価される仕組みとするための改正となりました。
 現役時代に障害基礎年金を受給できる人の場合、第1号被保険者である期間は、国民年金の保険料が法定免除され、自身の老齢基礎年金は低額となります。また、短い就労期間で低賃金で働くと、老齢厚生年金も低額となり、老齢基礎年金と老齢厚生年金を足しても、障害基礎年金のみの額のほうが高くなり、障害基礎年金のみを選択するケースが多く発生していました。このため、障害を持ちながら自ら働いて保険料を納付したことが年金給付に反映されにくかったのですが、改正によって、選択の幅が広がることになりました。
     

 老齢厚生年金   障害厚生年金   遺族厚生年金 
 老齢基礎年金  ×
 障害基礎年金 
 遺族基礎年金  × ×
             ○は平成18年3月31日以前においても併給が可能であった組み合わせ
             ◎は平成18年4月1日以降に併給が可能となったもの
             ×は併給不可  
      




                                      (回答:2006.3.8)

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